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台風の被害を受けやすい九州の小さな町に住んでいます。台風の時、瓦が飛ばない工夫があれば教えてください。
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現在、瓦はきちんとした工事がしてあれば、台風の時でも飛ぶようなことはありません。
風への対処として、しっかりと瓦が留め付けてあるか、瓦自体に防風機能があるかが重要です。また、少しでも崩れた葺き方をしていると周辺へと波及し、瓦が飛ぶ原因になるので、屋根面が一体化していることも重要です。もしご心配のようでしたら、台風シーズンが到来する前に一度、一般社団法人全日本瓦工事業連盟(全瓦連)[■HP]に加盟している工事店に相談されるといいでしょう。全瓦連は、全国で約2,800の専門業者が加盟している内閣府所管の一般社団法人で信頼できる全国組織です。都道府県ごとに組合事務所(全国47団体)[■HP]があり、公式サイトではお近くの加盟店を探すこともできますので、電話などで直接お尋ねください。
また瓦業界では、台風や強風時にも飛ばない瓦屋根、阪神大震災クラスの大きな揺れにも決して落ちることのない強い瓦屋根という厳しい基準「瓦屋根標準設計・施工ガイドライン」(ガイドライン工法)が確立されています。「災害に強い家づくり」を行うもので、台風や地震の時でも安心してお過ごしいただけるようになりました。
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