「屋根瓦は地震に弱い」というイメージ、間違っています。大地震での倒壊の原因は、家自体の強度が足りていないから。
「ガイドライン工法」で施工した屋根は、震度7 の揺れでも崩れることのない安全性を実証済みです。
確かな施工方法により、耐震性を確保しています。
世界最大級の振動台で耐震性の実験57秒
旧耐震基準(昭和56 年以前)で建てられた同じ構造の住宅で、一方は耐震補強を施し、もう一方は無補強のままで同時に加振し、倒壊状況の比較試験を行いました。実験では、無補強の住宅の二階部分が一階を押しつぶしていることが映像から見てとれますが、これは瓦屋根の重さによるものではなく、柱や壁の耐力不足にあります。建築基準法では屋根の種類によって構造体の強度を決めることになっています。屋根にあわせて柱の太さや壁の量を決めるのがルールです。このため住宅の耐震性能は屋根の重さによって左右されるものではありません。また、この試験棟の屋根はガイドライン工法で施工されていました。震度7 の揺れでも脱落、崩壊は全く無く、倒壊した住宅の屋根にもほとんど損傷が見られないという、丈夫な施工法であることがお分かり頂けます。
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2分7秒
阪神・淡路大震災の地震波で震動
耐震実験で瓦の脱落は見られず、ガイドライン工法で施工された屋根は、兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)の地震波で震動させても、棟の崩壊や瓦の脱落の無い安全性が証明されました。
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4分12秒
東日本大震災の地震波で震動
耐震実験で瓦の脱落は見られず、ガイドライン工法で施工された屋根は、東日本大震災の地震波で震動させても、棟の崩壊や瓦の脱落脱落の無い安全性が証明されました。
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3分54秒
ガイドライン工法の安全性
各加振ごとに目視により試験架台の状態を確認した結果、瓦の脱落、ズレ、浮き上がり等は一切確認されませんでした。ガイドライン工法の瓦屋根は「震度7クラスの地震に耐える強度を有している」と言えます。
その他の耐震動画はこちら
ガイドライン工法とは…地震や台風で瓦がズレたり落ちたりしないように釘や金物で屋根の桟瓦、棟瓦などを十分に固定する工法です。数々の耐震実験や最近の巨大地震でも崩れることはなく確かな性能が確認されています。