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快適性能
瓦葺きの住まいは、他の屋根に比べ、夏は涼しく冬は暖かいことが、経験的に知られています。瓦屋根の快適性を熱の温度分布テストで比較測定した実験結果を紹介します。

熱分布テスト 実験
左からF形・化粧スレート・J形
実験は右の写真のように、化粧スレート、三州瓦F形、三州瓦J形の3種類の瓦を葺いた実験棟を建て、屋根材の表面温度、野地板内の表面温度の違いなどを測定しました。

夏の屋根材の熱環境比較 冬の屋根材の熱環境比較
その結果屋根材の表面温度は高い順に、
(1)化粧スレート
(2)三州瓦F形
(3)三州瓦J形
となり、「三州瓦の涼しさ」がデータで実証されました。また、野地板内の表面温度も同じ順位でした。 実験報告書では、「化粧スレートと三州瓦との間にこれだけの差が生じるのは、 やはり瓦という大きな熱容量を持つ材料特性によって、結果的に遮熱効果が得られている」と指摘しています。
冬季の 熱環境比較テストも夏季と同じ屋根材の比較で行われ、 小屋裏から屋根材を通ってどのくらいの熱損失が発生するか測定されました。
その結果、冬季に屋根材の表面温度がもっとも高かったのは、化粧スレート、というデータが得られました。 これは、室内側の熱がもっとも外部に逃げているのが化粧スレートであることを示していると考えられます。 その逆に、瓦屋根は熱を外に逃がしにくく、「瓦は冬も暖かい」という経験知が裏付けられたことになります。
屋根表面温度比較 屋根材外表面温度比較

左からJ形・化粧スレート・F形

左からJ形・化粧スレート・F形
野地板内表面温度比較 野地板内表面温度比較

J形最高48.9℃

J形最低6.3℃

F形最高52.9℃

F形最低5.7℃

化粧スレート最高59.9℃

化粧スレート最低5.0℃


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